カトゥー族ははるか昔からベトナムのクァンナム省とトゥアティエンフエ省の山岳地に暮らしている民族で、隣国のラオスの他、一部はダナン市北西部の山岳地にも居住しています。カトゥー織の基調となる色は赤と黒で、それぞれ太陽と地球を表します。布地の端に自然や家畜や日々の生活などを表した幾何学模様のモチーフを直接織り込んで装飾しています。